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優しい「歯科助手」に癒された・・・

私の家系は、みんな歯が丈夫なDNAを受けついでいるらしく、虫歯や歯槽膿漏患者はいません。父を筆頭に、家族全員、口の中のトラブルは一切、ないのです。

ところが、不名誉な記録破りをしてしまったのが、高校生の私です。生えてきた親知らずが、虫歯にかかってしまい、ものすごく痛むのです。虫歯って、放置すると悪化するばかりで、決して治ることがないんですよね。とうとう、人生初の歯医者さんにかかることになりました。

診断の結果、虫歯の程度が重くて、親知らずでもあるし、治療せず一気に抜歯ということに…。怖くて怖くて、抜歯の前日には、悪夢にうなされたほどでした。抜歯当日。体調を聞かれ、麻酔注射をされ…。ところが、意外だったのは、当の抜歯そのものが、何の問題もなく終わったことです。

はじめは「そんなに緊張しないで、ゆっくり深呼吸してくださいね」と医師に苦笑いされるほど、怯えてガチガチになっていました。それなのに、結果としてスムーズに終わった理由は、医師のアシスタントの女性が、事あるごとに、思いやりに満ちた声かけをしてくれ、私をリラックスさせてくれたおかげが大きかったと思います。

女性は、医師とさまざまな専門用語を交わしながら、医師に治療器具の受け渡しを行うだけでなく、口内を照らすスポットライトの調整や、治療の際に溢れ出す唾液を吸引するバキューム器具を口内に入れたりと、片時も手が空くことはありません。

それでも、つねに気遣いの言葉をかけてくれ、私をリラックスさせるように心がけて
くれたことで、どんなに恐怖心が安らいだことか。彼女は、治療を行う医師/治療を施される患者、そのどちらにも神経を配り、治療がスムーズに運ぶように、集中して準備を講じているようにみえました。

抜歯後、治療代の支払いを行うときも、会計窓口にいたのも彼女だったのには少なからずビックリしましたが、彼女の仕事が「歯科助手」と知ったのは、だいぶ後になってからでした。

「歯科助手」は、民間の認定資格

「歯科助手」は、民間の認定資格です。けれど、ひと口に「歯科助手」の資格といっても、さまざまな組織が後ろ盾になって、資格の認定を行っていることがわかりました。呼称だけでも、5つが…。ずいぶんたくさんの組織があるんですね。

1.『歯科助手』:日本歯科医師会の承認を得た全国の歯科医師会や専門学校で、講習を修了すること取得できる(乙種第一、乙種第二、甲種の3種類)

2.『歯科医療事務管理士』:「歯科医療事務管理士技能認定試験」(技能認定振興協会が主催)の合格者が得られる資格。

3.『認定歯科助手』:内閣府認証NPO法人 医療福祉情報実務能力協会が認定する。

4.『歯科助手専門秘書検定資格』:内閣府認証NPO法人 日本能力開発推進協会が認定する。

5.『歯科助手検定』:「歯科助手検定試験」(1級、2級、3級の3種類)の合格者が得られる。日本歯科助手検定協会が認定。

中でも、1.の「歯科助手」は、最も広く知られるもので、「乙種第一」「乙種第二」「甲種」の3種類のうち、いずれかを受講し、終了することが条件とされています。

『乙種第一』は、診療室での仕事の知識、技術の習得⇒研修・講習時間:約52時間。『乙種第二』は、事務的な仕事の知識、技術の習得⇒研修・講習時間:約40時間『甲種』は、高度な知識、技術の習得⇒研修・講習時間:約400時間。

住まいのある都道府県の歯科医師会で実施されている研修だそうですが、日本歯科医師会が主催するこの講習は、試験ではありません。通信講座でも知識を得ることが可能とされています。

2.と3.は、ユーキャンやキャリアカレッジジャパン、4.は、キャリアカレッジジャパンなどの専門学校がサポートしているそう。つまりは、そのスクールに通うことが早道…?通学が無理な私は少し焦りましたが、いずれも、通信講座も設けているようです。各スクールに資料を請求してみようっと。

歯科助手の資格取得方法

これまでまったく歯医者さんに縁のなかった私の人生が、180度回転。「歯科助手」を目指すようになるなんて、本当に不思議です。近所には、私の通院する歯科以外にも、数軒の歯科があることもわかりました。

歯科医院の前を通るだけでも「ここは、どうなんだろう。スタッフの連携はとれているのかな」とか、玄関先の植木に水やりをしている女性を見ると、「歯科助手かな?」なんて想像します。もう、私のベクトルは、すっかり「歯科助手」!

「歯科助手募集」なんて、医院のドアに貼り紙されているのを見つけたある時など、“募集”の横に“経験者優遇”と書かれていなければ、思わず入っていきそうになったほどです。

まだ高校も卒業していないし、やはり、まずは歯科治療に関するさまざまな知識を得ておく必要があるはず。では、「歯科助手」になるための知識を得るためには、どのようにしたらよいのでしょうか?方法としては、

1.専門学校に通う
2.通信講座で学ぶ
3.書店で参考書を購入し、独学する

以上の3種類があります。

1.は、通学と通信講座を組み合わせたものが見つかりました。学費は7~10万円ですが、親に頼むことはできないので、自分の貯金から出すかな。何よりも、アルバイトしながら昼間の専門学校に通うのは現実として難しそうです。

2.の通信講座は、2万円強の受講料と、通学講座よりかなり安いのがポイント。講座を担当する講師が、学習の不明点などの質問に答えてくれたり、就活の相談に乗ってくれるなどのサービスがあるそうです。

3.はテキストを購入し、自宅で学習するのみです。2.3.ともに、自分の都合に合わせて学習を進めることができるのは、助かります。でも、自分を管理できないと、遊んだりしちゃって、学習が進まなくなる可能性が高いですね。

私の場合、選択の余地があまりないため、おそらく2.に落ち着くでしょう。歯科助手資格を取得すると意志を固めたのだから、自分に合った方法で、しっかりと勉強を進めていきたいと考えています。

介護保険制度とは

介護保険の目的は、介護保険法の第1条に、要介護者等が尊厳を維持し、能力に応じ、自立した生活を営むことが出来るように給付を行うこと、これにより医療福祉の向上や、この理念を支える共同連帯の精神を土台に介護保険制度が設立されたことを読み取ることができます。

また、第2条では、社会全体で要介護者等を支えていくという方針が明確になっています。しかしながら、社会保証制度である介護保険において、利用者である国民は権利を行使するだけの存在ではありません。

利用者主体=利用者の言いなりになることではなく、法令違反や公序良俗に反することとは明らかに違うものだと言えるでしょう。介護保険制度では、原則、サービス利用者とサービスを提供する事業者等は対等の立場です。

しかしながら、高齢者支援の現場において、心身に障害がある場合や、生活に不便を感じている高齢者等が多いことや、介護に関する知識や情報に関しては介護事業者のほうが多く有していること、入所系介護サービスを利用している場合には、施設を生活の場所としており、保管に
自宅等も持たない場合もあること、これらのような特殊性があるため、契約したことだけを理由に必ずしも原則どおり対等では言い難いのが現状です。

介護事業者等には、契約に基づき、求められる義務を順守することにかぎらず、高齢者の意思や立場を尊重する意思が必要なのです。