マイペースで働くホームヘルパーがいてもいいじゃない!

ホームヘルパーは体力を消耗する仕事ですから、自分の身体を壊してしまうんじゃないか、と心配や不安を抱えながら働いている人が数多くいます。介護職員初任者研修課程を修了して、ホームヘルパーとして、介護事業所に配置されると、先輩ヘルパーや利用者の家族から大きなプレッシャーを掛けられ、否応無しにも「成長しなきゃ!」という気持ちに駆られるものです。

しかしながら、例えば、「高齢者の介護も大切。社会の一員として役には立ちたいけれど、自分の時間は犠牲にしたくない。自分がやれる範囲で介護をしていきたい」という考えがあってもいいと思うのです。

例えば、訪問先を1件に絞り、自分のペースで働きやすい環境を整えます。相手のニーズや事業所の考えももちろんありますが、1週間に2~3回程度の訪問で、勤務時間も1週間9時間以内に収まるように調整をしていきます。こうすることで、若い人達もヘルパー登録をする人が増え、ボランティアのような感覚で、細いスポットでも働ける職場ができるのです。

最近の世の中の風潮として、ゆとり、という言葉に対して、否定的な内容が多いですが(テレビ等を見ていると建前として擁護するような発言もありますが、実際はどうではないからブラック企業という言葉が流行しているのでは?)、ゆとりを持って働くということは、いい加減な気持ちで働くというのとは全く持って意味が違います。

介護業界でゆとりがある働き方を社会的に認知して貰うためには、

1,介護職員初任者研修課程を修了して介護ヘルパーとしての最低限のスキルと知識を身につける

2,あらかじめ決めたスケジュールは、余程のことが無い限り順守する

という2点は必ず守りたいものです。自分達だけの主張を通そうとしては絶対にだめです。お互いに共存していく姿勢こそが大切です。例え介護事業者や先輩ヘルパー等に理解して貰えなくても、相手を分かってあげようという気持ちを持ちましょう。マイペースだからこそ、自己管理も大切になってくるのです。

日本労働研究機構の調査によれば、ホームヘルパーに関する就業情報を手に入れる手段として1番多いのが、「自治体広報」から情報を得ることで、次に多いのが、知人の紹介となっています。特に主婦層が就労するケースが多いホームヘルパーは、地域におけるネットワークが幅広く、初めての人でも仲間に誘われて介護職員初任者研修を受けたという人も少なくありません。主婦の口コミ恐るべし、という結果になっています。